我々はhttps://github.com/guardianproject/orbot/releasesとhttps://github.com/guardianproject/orbot-ios/releases上で、全ての配布とリリースノートを投稿します
Torは、世界中の有志によって実行される中継のネットワークで、そこであなたの通信を中継でき、あなたのインターネット接続を監視している人々からアクセスしたウェブサイトを隠すことができます。また、訪問したウェブサイトがあなたの物理的な場所を突き止めることを防ぐことができます。
トラフィックが世界中の有志によって実行される装置を通って中継され、接続がボトルネックとネットワーク遅延による影響を受けるからです。
Orbotを開いたら大きなボタンを押し、数秒後にTorへの接続を確立して100%接続というメッセージが表示され、ボタンが緑色に変わります。VPNを使ってブラウザのトラフィックをTor経由でルーティングしている場合、Torチームによって作成された、Torに接続したかそうでないかを教えるリンクhttps://check.torproject.org/にアクセスして、接続を確認することもできます。
ブリッジは検閲を回避するためのTor中継機です。TorがISPによって遮断されている場合、ブリッジを試すことができます。
ロシアによるウクライナ侵略以降、Torネットワークへの攻撃が増えました。その後セキュリティの脆弱性が修正され、ノードが追加されましたが、これによってまた多くのメモリが消費されます。Torクライアントはネットワークの変化に敏感です。より多くのノードを見つければ見つけるほど、より多くのメモリを消費します。残念なことに、アップルはいわゆる “Network Extensions”(”VPN “スタイルのアプリで使用しなければならないAPI)で50MBのRAM(メガバイト、少なくとも3GBのデバイスではギガバイト!)しか使用できない。これはTorのようなソフトウェアにとっては非常に厳しい制限です。さらに、現在使われているC言語で書かれたオリジナルのTorは廃止されつつあり、Rustで書かれた新しいTorの実装が進行中ですが、まだ必要なところまでは至っていません。気長にお待ちください。
iOSはその場合 “Network Extension “を停止します。もし “restart on error” (デフォルトでオン)を選択した場合、自動的に再起動を試みます。
キャッシュを削除してみてください。古い情報を削除することで、十分なメモリーが解放されることもあります。しかし、すべてのノードを新たに発見することは、キャッシュからロードするよりも実際にはより多くのメモリーを使います。ですから、もし最初に起動しなかった場合は、何度か再起動するチャンスを与えてください。そうすれば、キャッシュからより多くの最新情報がロードされ、通常の操作のためのメモリがより多く残ります。
「設定」から「起動前に常にキャッシュをクリア」を有効にしてください。時間はかかりますが、再スタート時に表示されているネットワークのスライスが大きくない限り、再起動します。
デフォルトでは5MBと低めに設定し、50MBの上限をあまり早く超えないようにしています。もっと高く設定することもできます。「設定」から「高度なTorの設定」セクションで--MaxMemInQueues
(マイナス2つ!)を一列に入力し、次の行に10 MB
を入力して、再起動してください。 もし再起動のループになってしまう場合はメモリを使いすぎています。その場合はこれらの行をもう一度削除してください。
遮断回避のために必要でなくても、カスタムブリッジを使ってみてください。ブリッジを通して見えるTorネットワークのスライスは小さくなり、Torクライアントはそれほどメモリを消費しなくなるかもしれません。
「Ask Tor」をクリックすると、内蔵のObfs4ブリッジリストが更新され、Snowflakeの設定が更新され、さらにカスタムブリッジがたくさん提供されます。全ての組み合わせをもう一度試してみてください。Telegramやemailボットも使えるかもしれません、他のバケットとは異なるブリッジを提供してくれるでしょう。
AppleはUIWebView
に代わってWKWebView
という新しい(より高速な)ウェブレンダラーを導入し、すべてのアプリがそちらに移行することを望みました。しかし、WKWebView
はUIWebView
のようにプロキシトラフィックをサポートしていませんでした。その上、オーディオ/ビデオストリームをプロキシすることができず、WebRTC経由でIPアドレスをリークすることができなかったため、それは常に松葉杖でしかありませんでした。Orbotでは、これらの問題はなくなりました。残念なことに、OrbotのiOSは、偶然にもこのコーナーに入り込んでしまいました。iOS 17以降、WKWebView
はプロキシをサポートするようになりました。できればiOS 17にアップデートしてください!